野菜ソムリエの“薫る旬感”
白菜のおはなし
白菜はキャベツと同じアブラナ科アブラナ属です。
白菜は"冬に「お鍋で食べる野菜」、「お漬物で食べる野菜」"
白菜=冬野菜の代表
というイメージが強いと思いますが、白菜は一年中出回っていて、
収穫は3~12月(旬は6~12月)と、これまたほぼ一年中収穫出来てしまう野菜なのです!!
日本での作付面積はダイコン、キャベツに次いで3番目に多いというのも、
意外と知られていない事実ではないでしょうか?
☆特徴☆
- 結球の外側の葉は緑色をしていますが、内部へいくほど黄白色になります。
- 栄養価は外側ほど高い傾向があります。つい外側の葉をむいて捨ててしまいがちですが、むきすぎるのは、とてももったいないお話ですよね。(*^_^*)
- 一年中出回っておりますが、旬のピークはやはり冬で、霜に当たると繊維がやわらかくなり、風味が増し甘みが出てもっとも美味しい時期です。
☆栄養☆
- 食物繊維やミネラルが豊富です。ダイコンと並んでビタミンCが多く含まれています。
- 水分がほとんどなので、ちょっと多いかな?と思うような量をお料理に使っても全然平気です♪お料理が完成した時に、あれ?こんなに少なくなっちゃった。。。ということになりますので、ぜひ!いつもよりたくさん入れて下さいませ(^_^)v
- 漬物にすると、ビタミンCがアップしますよ!
☆調理法☆
| |
日本では加熱して用いることが多いので、生食でサラダ用とされることは、あまり広まっておりませんが、実はサラダで頂いても美味しいんですよ♪葉と茎を分けて、葉はそのままドレッシングをかけていつものサラダのように。茎はスティック状にしてスティック野菜として、マヨネーズやディップを付けてオシャレな一品としてどうぞ♪ |
☆保存方法☆
- 丸ごとの場合・・・新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存して下さいね。葉っぱを下にしたり横にすると、白菜の重みで下の方が痛みやすくなりますのでご注意!
※新聞紙が濡れてしまうと痛みの原因になるので、濡れたら変えてあげるのをお忘れなく! - 切ってある場合・・・きっちりラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう!
『おにおんぼうず』の高橋さんの白菜は・・・【晴舞台】という品種です。 色々な病気に強く、玉の肥大が良く大きいのが特徴です。 葉はもちろん、茎の部分もとってもやわらかくて甘いんですよ! 甘くてやわらかく、おいしい白菜を丸ごと頂きましょう~(^0^)/ | |
<畑デビューしたての可愛らしい白菜> |
2010/8/19