野菜ソムリエの“薫る旬感”
いつもそばに・・・じゃがいも♪
『じゃがいも』って、不思議な存在感がありますよね。 我家の台所には必ずあって、切らしたことがないし、ストックがないと不安になってしまう存在なんですよ。 そんな『じゃがいも』は食卓のステージでは“主役”ではなく、“わき役”になってしまいがちじゃないでしょうか? でも、とても大事な“わき役”!無ければ食卓の舞台は開幕しない!といって良いくらい♪ 本当に日本人はじゃがいも好きみたいですね♪ ヨーロッパなどでも、食事のメインが“じゃがいも”という国も少なくありません。「ジャーマンポテト」に代表されるポテト料理もその一つで、ドイツ人もみ~んなポテト好きなんですって。 |
それもそのはず・・・寒い生育条件でもOK!収穫期間の長さや貯蔵もきくところなんて、そばに置いておく条件にピッタリなんですもの(*^_^*)本当に嬉しい限りですよね。 しかも栄養面では、水分80%、炭水化物18%、たんぱく質が2%弱と、野菜と穀物の良いところを併せ持った、とてもバランスの良い作物なんですよ。でんぷん質に守られているおかげで、加熱した場合でもビタミンCの損失は少なくて、ナント!トマト(生)と同量程度も含んでいるんです!! カリウムやミネラルも多いのも魅力ですよね。 |
北海道と言えば、『じゃがいも』!! そんな『じゃがいも』の品種はたくさんあります。男爵、キタアカリ、メークイン、インカのめざめ、十勝コガネ、デジマ・・・などなど。 そのどれもが、ちゃんと自分達の適役を分かっているんですよ。 煮崩れしやすいものはサラダやコロッケなどが得意だったり、逆に煮崩れしにくいものはカレーやシチューなどの煮込み料理が得意だったり、他にもフライドポテトやポテトチップス、ふかしいも、炒め物・・・。 本当に素敵な野菜ですよね『じゃがいも』って(^0^)v |
【おにおんぼうず】の高橋さんの『じゃがいも』は“キタアカリ”という品種です。 皮をむくと色はキレイな黄色で栗のような甘み・ホクホクした触感、口当たりはしっとりなめらかで、とっても美味しいんですよ。煮崩れしやすいので、サラダやコロッケにぴったり!いももちも美味しいし、もちろん、そのまま蒸してバターを乗せて食べるのも断然オススメです♪私は、寒~いこの時期、温かいままのポテトサラダがお気に入りです。食感も残したいので、潰し過ぎない方が好きだなぁ~(*^_^*) お料理によって使い分け、いつもそばにいる『じゃがいも』をバランス良く食べて、楽しい食卓にしたいですね♪ |
☆保存のしかたは・・・土の中で育った『じゃがいも』は、太陽が苦手(>_<)!風通しの良い冷暗所に置いてあげてくださいね。リンゴを一緒に入れてあげると、リンゴが出してくれるエチレンガスのおかげで、芽が出にくくなります。もし芽が出てしまったら、ちゃ~んと取り除いて調理すれば大丈夫ですよV 2010/11/26 |