野菜ソムリエの“薫る旬感”
さらさらレッド畑ミーティング2012
![]() ~in 栗山町~ ![]()
~健康づくりは野菜リッチな食生活から~ ![]() 荒川教授の講演では、「人間はなぜ野菜を食べなければならないのか」という演題について、楽しく分かりやすく、笑いありの中で講話をしてくれました。 野菜や果物には、私たち人間が作れない成分を持っています。なのに!なぜか犬や猫、ワニは自分でビタミンCが作れてしまう遺伝子を持っているんですって!残念ながら、そのような遺伝子が人間にはないそうです。だからこそ、私たち人間は野菜や果物を食べて摂取しなければならないんですね。 ビタミンCやビタミンAなどの“栄養素”という言葉は、良く耳にすると思いますが、野菜や果物にはファイトケミカルという、栄養素以外の“機能性成分(非栄養素)”が含まれています。代表的なものとしては、ポリフェノール、食物繊維、消化酵素などがあり、タマネギや赤ワイン、黒豆やハスカップに多く含まれています。 ファイトケミカルは、抗酸化性による老化防止、コレステロールの低下による動脈硬化の予防、血圧の低下、血糖値が上がるのを抑制したり、ガン予防やストレスを緩和するなど、とても大切な働きをしてれるんです。現代では、食の欧米化により食生活が変化し、ファイトケミカルが不足気味の状態にあります。穀類(特に米)や豆類、野菜や果物、魚介類を中心として、その中に動物性食品をバランスよく合わせた日本型食生活をして、健康な毎日を目指しましょう! ファイトケミカルの中でも、血糖値が上がるのを抑制する作用があるケルセチンに注目です!ケルセチンと言えば、タマネギが持つ注目される機能性成分のひとつなんです。“さらさらレッド”は、一般のタマネギの1.5~3倍も含まれている素晴らしい機能性タマネギなんです! ~ ![]() ![]() 植物育種研究所の岡本社長のお話を聞きながら、種子圃場を見学しました。ビニールハウスの中には、可愛らしいタマネギの花がずら~っと並ぶなか、ミツバチたちが花粉を運んで受粉のお手伝いをしていました。種の管理はとても厳重で、万がいち他の花粉が付いたまま入ってしまうと、その種は使えなくなってしまうんです。職員のみなさんは、慎重に慎重を重ねて、ハウスの中に入るそうですよ。緊張しますねぇ~。。。 じつは、タマネギは2年草の植物なんです。私たちは1年目の時に収穫して食べてしまいますが、本来は、この球の部分から栄養をもらいながら、種子を付けて遺伝子を残していくんですって。まさに、私たちはタマネギの貴重な人生を“横取り” しているんですね(;^_^)。だからこそ!感謝の気持ちを忘れず、無駄なく美味しく食べて生かされていきたいものです。 ![]() 生産圃場(畑)では、見渡す限りたくさんの数のタマネギたちが広がっていました。岡本社長や生産者さんからタマネギの知られざるお話を聞き、記念撮影もしてもらいました♪ ![]() 私たちが食べているタマネギの部分は、“茎”と誤解されやすいですが、じつは“葉”の部分なんですよ。半分に切って見ると、緑色の葉っぱと中の「鱗茎(りんけい)」と呼ばれる部分が全て繋がっていました。なるほどぉ~! そして、タマネギの葉の間にある薄い膜のようなところが、栄養価が高く、枚数が多いほど健康成分が多いということになるそうですよ。黄タマネギの淡路タマネギと比べると違いは歴然!肉厚でジューシーな淡路タマネギに比べると、“さらさらレッド”の葉は薄く、辛みが強いのが特徴なんです。 さらさらレッド→ ![]() ![]() 食の大切さを学び、畑で直接タマネギに触れ、作り手である生産者さんの熱い思いや野菜に対する愛情を聴かせていただき、とても有意義な一日でした(*^_^*)。何気なく食べている野菜たちも、育っている環境を見ると、特別な感じで“いただく”ことが出来ますね。この想いを、たくさんの人たちに届けることが出来たら本当に嬉しいです☆ 北海道は、とても恵まれた素晴らしい土地だなぁ~と、改めて実感しました。 ご紹介したいことが、まだまだ尽きないので、今回はその前半ということにします♪。次回また、続編をお楽しみにぃ~(^0^)/ 野菜ソムリエ 木田靖代 2012/8/10 |