野菜ソムリエの“薫る旬感”
自分の食べている物を知っていますか?
今日の食事で未来の体が作られます! ~『モンサントの不自然な食べもの』を観て~ ![]() 10月1日(月)に札幌市内の「かでる27」於いて、野菜ソムリエコミュニティ札幌が主催するドキュメンタリー映画『モンサントの不自然な食べもの』が上映されました。 その日一日の4回上映でしたが、私が行った4回目(最終回)も、ナント!立ち見のお客さんが出るほど大盛況でした。 みなさんの、食についての関心の高さがうかがえました。 ~『モンサントの不自然な食べもの』ってなに?~ ![]() 農業大国のフランスでは約150万人が観たと言われ、さらには世界では42カ国で上映、16カ国で翻訳されるほど反響が大きく、ヨーロッパ各国のGMO(遺伝子組み換え作物)政策にも大きな影響を与えた話題作となっているそうです。 モンサント社とは、1901年にアメリカで設立された、世界46カ国に進出している多国籍バイオ科学メーカーです。ポリ塩化ビフェニル(PCB)や枯れ葉剤、牛成長ホルモンや除草剤ラウンドアップ、遺伝子組み換え作物など開発された製品は、人体や環境への悪影響をおよぼし、世界中で問題を起こしてきました。 “雑草は死んでしまうけど、大豆はちゃんと生長できる”という、除草剤や作物をどう思いますか?あんなに抜いても抜いても生えてくる生命力の強い雑草が死んでしまって、私たちが食べる大豆は生きているということ自体、とてもおかしく不自然なお話ですよね!? モンサント社では、そのような除草剤や、その除草剤に耐えうるGMO(遺伝子組み換え作物)を世界中に広げようとしています。しかも!私たちの知らないうちに、世界中で遺伝子組み換え作物の作付面積は、どんどん広がってきているのも現状なのです! ~遺伝子組み換え作物~ ![]() 豆腐や納豆、お菓子などの食品に記載されている「遺伝子組み換えでないもの」などという表示を目にしたことがあるのではないでしょうか?これらは、安全性を確認されて販売・流通が認められている作物ではありますが、日本で遺伝子組み換え作物は商業的に栽培されていません。ということは、外国からの輸入作物ということになります。 『トウモロコシ・大豆・ジャガイモ・テンサイ・アルファルファ・ナタネ・ワタ・パパイヤ』の8品目 (2012年3月現在 厚生労働省)が認められていますが、JAS法と食品衛生法に基づき「遺伝子組み換え食品の表示を義務」付けられているものです。ただし、油やしょう油などで「製造の過程で組み込まれた遺伝子やその遺伝子が作る新たなたんぱく質が技術的に検出が出来ない」場合は、表示が義務づけられていないものあるんです。何が使われているか分からないということは、とても怖いことだと思います(>_<)。 前述の“世界のGMO(遺伝子組み換え作物)市場の90%”を誇るというモンサント社が作っている、とても『不自然な食べもの』が、日本にも輸入されているということになります。 ![]() 古来から、作物から採取した大切な種を翌年植えることを繰り返し、命を繋いできましたが、その命を絶たれる恐ろしい危機に直面しています。なんとしても在来種の種を大切にして、農業を!私たちの安心安全な食卓を!守っていかなければなりません!だからこそ、私たちの国で作られている安心安全な農作物を、形にこだわらず無駄なく頂きたいものです。 このような作物を食べて、今すぐに病気になったり死んでしまったりすることはないかもしれません。でも、近い未来なのか遠い未来なのか、もしかしたら子供たちやもっと先の子孫たちに何らかの影響がある可能性が無いとは言いきれません。 「食」が「命」を繋げるものなのです。“今日の食事で未来の体が作られる”ということを意識しつつ、何が安心で何が安全なのかを自分自身で選ぶ必要があります。そのためには、「知る」ことがとても大切なことなのです。“知らないで食べるよりも知って食べる”。そうすることで、一番大切な“楽しく美味しく食事する”ことが出来るのではないでしょうか。 お買い物をする時、その商品に記載されている表示を確認してみませんか?あなたとあなたの大切な人を守るために(*^_^*)v ![]() さぁ~!味覚の秋です!美味しいものを大切な人と楽しく食べたいものですね♪ 野菜ソムリエ 木田靖代『モンサントの不自然な食べもの』の公式サイトはこちらです →http://www.uplink.co.jp/monsanto/ ぜひ!一度観てみて下さい。 2012/10/5 |