冬を熱く楽しむ!~第64回さっぽろ雪まつり~ 開催日:2013年2月5日(火)~2月11日(祝月) 大通会場・つどーむ会場・すすきの会場にて
今年のポスターは、“もうじき春”を感じさせてくれるような和風で可愛らしいデザインです☆ さっぽろ雪まつりを、もっと海外の方たちに知っていただきたいとの思いから、床の間を組み合わせた和の世界観を作り上げたのだとか。
メイン会場の大通公園では、国際雪像コンクールも行われています。ハワイやインドネシア、マレーシアなどの南国や、韓国やアメリカの姉妹都市からも多数参加しています。ナント!今年は、そのコンクールも第40回にもなるんだとか。海外からの観光客はたくさん見かけますが、雪像作りにも参加もしていたんですね。知らなかったぁ~(;^_^) 特に暖かい国の人は、雪への憧れを持つのでしょうか♪札幌、そして北海道の魅力をもっともっと知っていただきたいですね! たくさんの大雪像や市民雪像などのほか、ヤマハエレクトーンオンステージ、光と音のショー、スペシャルハワイア ン・ステージフラショーなどなど。。。出店では、北海道の美味しいものもた~くさん!バラエティに富んだイベントで大盛り上がりです。 さらに注目~!大通5丁目会場の大雪像、国の重要文化財「豊平館」では、初めてのプロジェクションマッピングが行われるとあって大興奮!雪像で行うのは初めての試みなんですって。 あの、大きな建物などにプロジェクターを使って映像を投射し、色や形を変えたり、動いて見えたりする演出ですよね。最近、テレビで見かけることが多くなりましたが、札幌でもするんだぁ~!とワクワクです♪暗くなってから行かなきゃ!ライトアップされる雪像もとってもキレイで大好きなんです(*^_^*)
今年で64回を迎えたさっぽろ雪まつりですが、そもそもは、1950年に地元の中・高校生たちが、大通公園に6つの雪像を設置したことがきっかけで始まったそうなんです。当初は5万人あまりの来場数だったのに、今では世界的なイベントとなり、第63回では205万4000人と大賑わい♪すごいですねぇ~! ちなみに、自衛隊が参加して大規模な大雪像を作るようになったのは、1955年からだとか。。。始めてからたった5年で自衛隊まで出動して取り組むようになったなんて、どれほどたくさんの札幌市民が、雪と触れ合って冬を心から楽しんでいたことかがうかがえます。 もちろん、一般市民も参加して楽しんでますよ♪身も心も熱くなるので、Tシャツ1枚になって作っている人もみかけたりしました(*^_^*)。 完成した雪像を観るのも楽しいけど、作っていく過程も楽しめちゃうんですよね。
そういえば、雪像を作る過程って、あまり観る機会がないですよね?足場を組んでいる様子は、巨大な建築物を作るんじゃないの?と思わせるほどの光景なんです。 使う雪の量もナント!5tトラックで約6,500台分にもなるとか!!不純物が混じった雪は使えないそうなので、自宅周辺の雪が多くて悩んでいる道産子(どさんこ)にとっては、除雪した雪が使えないのが悲しいところですけどね・・・(;^_^) 暖気になると雪像が融けないか心配になっちゃうし、吹雪になると削った個所が埋もれるので、雪を払わなきゃいけないし、完成までにはとても気を遣う作業なんです。 そんな、たくさんの人の想いがこもった雪像たちも、雪祭りが終わった翌朝には、全てが取り壊されてしまいます。もったいないなぁ~とも思いますが、どこか物悲しい気持ちになってしまいます。最近では、名残惜しんで取り壊しの見物ツアーもあるとか。。。
雪と氷の芸術は、やっぱり雪国ならではですね♪すべり台やスノーラフトなど、雪と触れあえる楽しいつどーむ会場。そして、透明な氷の彫刻がとってもステキなすすきの会場では、氷の中で魚が泳いで(?)いたり、アイスバーでは温かい飲み物を飲むことが出来たり、イルミネーションを楽しめます。 大通会場の周辺には、つどーむ会場行きのシャトルバス乗り場も数か所あるので、時間があるときは、雪まつりめぐりなんて良いかもしれませんね。たくさんの人に、開催期間が1週間と限られた時間を満喫していただきたいなぁ♪ まだまだ北海道は冬まっただ中ですが、冬のお祭りが各地で行われて熱い想いに満ちています!私はカイロいっぱい貼って行こう~(*^_^*) 冷えた体には、あったか~い紅茶に、おろししょうが&はちみつを入れて飲むとポカポカしますよ~☆
野菜ソムリエ 木田靖代 2013/2/8
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