家庭菜園っていいね♪ ~まずは土づくりから~
ホームセンターなどでは、野菜や果物、花の苗たちが色とりどり並んでおり、家庭菜園を始める楽しい季節になってきましたね♪庭が無くても、貸農園などで楽しむ人もたくさんいるようです。 毎日愛情込めて育てた野菜たちを見るのは、本当に可愛いものです。なかなか芽が出てこないなぁ~。。。元気がないのはなぜだろう?などと、わが子のように見つめてしまいますよね。
そして、収穫できるまでに成長した時の喜びもひとしお☆食べる時も、特に!無駄なく大事に食べようと思います。苦手な野菜でも、自分で育てたものだと食べられちゃう♪ということも不思議です。食育のひとつとして、ぜひ!これから挑戦してみてはいかがでしょうか(*^_^*) といっても、ゴールデンウィークに入っても低温の日が続き、まだ雪の便りがある北海道・・・種や苗を買ってきたものの、カッコウが鳴くのを今か今か!と畑へ植える時を待ち望んでいる人も少なくないでしょうね。 では、“畑デビュ~待ち☆”の時間まで、苗たちのために土のことをお勉強しておきましょう♪(^0^)/
家庭菜園や野菜栽培についての本がたくさんありますが、ほとんどは本州仕様なんですって。北海道は寒冷地なので、その通り育てると野菜たちはビックリしてしまいます!「北海道」と銘打った本を参考にすると良いそうですよ。本州は桜が満開といっても、北海道は5月になってもまだ雪が舞い散っていますからねぇ・・・。 難しいことはさておき、一番大切なものはなんといっても「土づくり」です!何事も基本が大切だということですね。土が元気でちゃんとしていなければ、いくら良い苗たちを植えてもダメなんです。野菜たちが気持ちよく根を張れる良い土を選びましょう!通気性と排水性が良く、保水性と保肥性に優れる土→土(固相)4:水(液相)3:空気(気相)3の割合の土が良いと言われます。 じつは、植物は自分で水分調節もできるんです!余分な水分を自分で排出するんです。夜が明けてお日様が出るときだけ、葉っぱから余分な水分を出す現象を“リーチング”というそうです。毎日、お日様と共に起きるのは大変かと思いますが、水は足りているのかなぁ~?多すぎないかなぁ~?とたまには気にして見てあげるといいかもしれませんね(*^_^*)
肥料をあげ過ぎていませんか? あまりにも可愛過ぎて、水や肥料をたくさんあげて、早く大きくなぁれ!実をたくさんつけたらイイナ♪な~んて、せっせとあげ過ぎてもいけないんですよ。 本に書いてある通りに肥料をあげるのではなく、苗たちの様子を見てあげましょう。元肥は初めからたくさんあげないことが重要です。施肥の効かせ方については、野菜によっても違い、スタートダッシュ型、コンスタント型、ラストスパート型があります。最初にたくさん!少しずつ平均的に!最後に一気に!と効かせるタイプが違うんですって。 なんだか、人間と同じみたい(笑)。そう考えながら植物の様子を見てあげると、とってもイイ子に育ちそうです♪ プランターで育てているわが家の野菜たちは、元気に顔を出してきましたよ。種を撒いて芽が出てくれるまで、とっても気になって、朝起きたら“おはよう!”寝る前には“おやすみ!”と眺めていました。 芽が出た時は本当に嬉しくて嬉しくて♪可愛らしい双葉に土をかぶりながら出てきた時には、人間だったら、こんなことが出来るのだろうか?とその力強さと生命の神秘さに感動しました。まるで、双葉についた土が勲章かのようです0(^_^)0
 外はまだ冷蔵庫の気温なので出してあげられないけど、窓辺で外を眺めています。早く暖かくなって、外でのびのび育って欲しいものです。 草花たちは、少しずつ芽吹いてきているので、もうまもなくですね♪春よ早くこ~い☆
野菜ソムリエ 木田靖代 2013/5/3
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